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アートイベントでPCR検査実施 ぴあなど

一般社団法人アート東京(東京・港)とチケット販売大手のぴあは共同で、新型コロナウイルスの新たな感染防止対策のしくみをつくった。17日から開かれたアートイベントで、参加者が事前に抗体検査を実施する仕組みや、会場でPCR検査ができる体制を整えた。コロナ禍でイベントやコンサートなどが開催できない中、ニューノーマル(新常態)での開催方法を模索する。

都内でアート東京が主催したイベント「artTNZ」で実証研究を実施した。同意した参加者らは、事前にスマートフォンのアプリで体温などの健康状態を登録し、自宅で抗体検査をしてもらう。アプリのデータや現場での検温で問題があった場合、当日PCR検査を受けてもらう。

入場開始2時間前に検査を実施し、問題がなければ入場できる。アプリに登録されたデータにもとづき、感染の疑いが強いと医療従事者が判断した場合などは入場を事前に断る可能性もある。

会場にはPCR検査を実施するテントと、検査の結果を待つためのバスを用意した。検査の対象者はテントで唾液によるPCR検査を実施し、1~2時間、バスの中で他の対象者と間隔を保って結果を待つ。検査の結果はアプリに送信される。

医療系スタートアップのアルム(東京・渋谷)がアプリと検査体制を提供した。顔認証での入場システムも導入し、チケットの回収工程を省略して感染リスクを軽減した。会場には靴裏を消毒するマットも導入した。

アート東京は毎年約6万人が来場する「アートフェア東京」を主催している。今年も3月に開催予定だったが、新型コロナの影響で中止した。今回は1時間の枠に100人までと人数を制限し、のべ3000人規模の来場を想定している。

今回のイベントを主催したアート東京の来住尚彦代表理事は「このコロナ禍でイベントを開催するためにはどういったシステムが必要か、自分達のイベントでまず実証しようと考えた」と説明する。ぴあも今後のイベントやライブなどへの導入を検討している。

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