関西電力、原発2基の安全対策工事を完了

2020/9/18 16:39
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関西電力の高浜原子力発電所(福井県高浜町)

関西電力の高浜原子力発電所(福井県高浜町)

関西電力は18日、美浜原子力発電所(福井県美浜町)3号機と高浜原発(同高浜町)1号機で40年超運転に必要な安全対策工事が完了したと発表した。今後の再稼働には「使用前検査」が必要で、地元の了解を得た上で2021年以降の営業運転開始を目指す。実現すれば東京電力福島第1原発事故後に老朽原発が稼働する初の事例となるが、実際の稼働時期は不透明だ。

美浜3号機は21年2月、高浜1号機は同4月の検査完了を見込むが、これとは別に再稼働には福井県など地元自治体の同意が必要。19年秋に発覚した金品受領問題で地元からの関電への反発は強まっている。

福島第1原発事故以降、原発の運転期間は原則40年に制限されているが、安全性を高めれば最長20年の延長が認められる。両基は16年に原子力規制委員会から認可を受け、16~17年に工事を開始。施設の耐震性を高めたり、原子炉格納容器の構造を強化したりする安全対策を進めてきた。

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