協全商事、キノコ廃培地の高効率な再利用法を開発

2020/9/18 14:47
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農業機械を手掛ける協全商事(長野市)は、キノコ栽培で使った廃培地を効率的に再利用する方法を開発した。破砕分別機や乾燥したおからを使って、従来よりも短時間で処理し、低価格で再度使えるようにした。

キノコの廃培地の再利用に使う協全商事の破砕分別機

新開発した方法はまず廃培地を破砕分別機に入れて不要物を取り除き、細分化する。栄養度を高めた廃培地に抗酸化剤や乾燥おから、水を混ぜ、スチームミキサーで60分間セ氏100度で蒸す。蒸した廃培地に新しい培地と抗酸化剤を混ぜると、再利用できる培地ができあがる。

再生させた培地は新しい培地を混ぜなくても利用できる。実験はエノキで実施したが、他のキノコの栽培でも活用できるという。

キノコの廃培地はそのまま再利用するとキノコの菌の伸長を阻害するともいわれ、一般的に堆肥などに使われる。同社が以前開発した再利用の仕組みは乾燥処理なども必要で時間がかかるうえに、新しい培地を購入するのと変わらない程度の費用がかかっていた。平森親男会長は「廃培地の再利用は農家の負担軽減につながる」と話している。

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