NYダウ反落、130ドル安 主力ハイテク株に売り

2020/9/18 5:19 (2020/9/18 5:45更新)
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【NQNニューヨーク=岩本貴子】17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落した。前日比130ドル40セント(0.5%)安の2万7901ドル98セントで終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を16日に通過し、それまで様子見を続けていた投資家が相対的に割高感が強い主力ハイテク株に売りを出した。

スマートフォンのアップルは一時3%下げ、11日に付けた直近の安値を下回った。SNS(交流サイト)のフェイスブックやネット通販のアマゾン・ドット・コムの下げも目立った。「個人投資家の買いが止まり、追随して買っていた機関投資家も様子見姿勢を強めている」(スレートストーン・ウェルスのロバート・パブリック氏)との見方があった。

追加経済対策の成立は見通せないままだ。トランプ米大統領は16日、「共和党議員はもっと高額を求めよ」とツイッターに投稿したが、米上院の共和党は独自案の増額に消極的と伝わった。11月の米大統領選前に成立する可能性が低下し、株式の買い見送りにつながった。

米疾病対策センター(CDC)所長は16日午前の議会証言で「年内のワクチン供給は非常に限られる」と述べ、米国民に行き渡るのは21年夏以降との見通しを示した。ワクチンの早期普及への期待が後退し、市場心理の重荷になった。

建機のキャタピラーや化学のダウなど資本財や素材銘柄の一角が買われた。一部の投資家はハイテク株を売って、株価指標面で相対的に割安感が強い銘柄に資金を移しているようだ。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。前日比140.19ポイント(1.3%)安の1万0910.28で終えた。9月に入って急落後の下値支持線とみられている50日移動平均線を4営業日ぶりに割り込んだ。電気自動車のテスラは4%安、動画配信のネットフリックスは3%安で終えた。

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