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欧州風力首位イベルドローラ、日本の洋上風力に参入

【フランクフルト=深尾幸生】スペインの電力大手イベルドローラは17日、日本の洋上風力発電市場に参入すると発表した。日本で事業を手がけるアカシア・リニューアブルズを買収することでオーストラリアの投資会社マッコーリー・キャピタルと合意した。欧州で培ったノウハウを活用し、開発が始まったばかりの日本市場の成長をとり込む。

イベルドローラが英国で運営する洋上風力発電所

アカシアは日本で総出力1.2ギガワット(120万キロワット)の風力発電所の開発を手がけ、28年から運転を開始する予定だ。イベルドローラはアカシアの買収後、マッコーリのグリーンインベストメントグループ(GIG)と折半出資の合弁を組み、合計3.3ギガワットの洋上風力発電所を開発する。

世界風力会議(GWEC)によるとイベルドローラは19年の風力発電能力で欧州首位。陸上風力に強いが、洋上でも英国とドイツで発電所を運営しているほか、欧州で15ギガワットを開発・計画中だ。

現在、日本の洋上風力能力は70メガワット(7万キロワット)にとどまる。日本風力発電協会によると30年に10ギガワット、50年に37ギガワットにそれぞれ増えるとみられており、将来が有望な市場となっている。

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