米失業保険申請86万件 わずかに減少

2020/9/18 0:15
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【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が17日発表した失業保険統計(季節調整済み)によると、6~12日の週間の新規申請数は86万件で、前週の改定値から3万3000件減った。2週ぶりの減少だが減少幅はわずかだった。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(87万5000件程度)はやや下回った。

雇用安定所職員に相談する失業者(米オクラホマ州)=AP

申請数は、コロナ危機の影響で3月末に週690万件近くに急増。その後緩やかに減少したが、足元で減少ペースが鈍化しており、解雇が続いていることを示している。

連邦政府のパンデミック失業支援プログラムに基づく新規失業保険申請件数も6~12日の週は65万8737件と依然高水準だった。独立請負業者やフリーランサーなど従来の保険対象外の労働者向けプログラムで、これらの申請と従来プログラムへの申請を合わせると、新規申請件数は約152万人に達する。

コロナ新規感染者は減ってきているが、政府の景気刺激策の影響も薄れ景気回復は遅れている。需要不足から人員削減を計画する企業が増えており、雇用回復の持続に懸念がもたれている。

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