VW、新型EV「ID.4」 25年に50万台生産

2020/9/18 0:04
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【フランクフルト=深尾幸生】独フォルクスワーゲン(VW)は17日、年内に発売する新型電気自動車(EV)「ID.4」を2025年に世界で50万台生産すると発表した。多目的スポーツ車(SUV)の同車種は同社の最量販EVとして、欧州と中国、米国の5工場で生産する。VWはID.4を23日に世界で初めて公開する予定だ。

VWが23日に世界初公開するEV「ID.4」。(発表前のため外装はカムフラージュ)=同社提供

オンラインで開いた説明会でVWグループの中核、VW乗用車ブランドのラルフ・ブランドシュテッター最高経営責任者(CEO)は「ID.4はVW初のグローバルEVだ」と強調した。

ID.4はVWが開発したEV専用車台「MEB」を採用する第2弾となる。今月から納車が始まった第1弾のID.3は欧州向けだ。ハッチバックのID.3に対し、SUVは中国や米国で人気が高く、ID.4を販売面の主力に位置づける。同ブランドは25年に150万台のEVを販売する計画で、その3分の1をID.4が占める。

ID.4は8月に独東部のツウィッカウ工場で生産を始めた。22年に独北部のエムデン工場のほか、中国の2工場と米国のチャタヌーガ工場(テネシー州)でも量産を始める。販売地域にあわせて車体のデザインなどを一部変える。

最大容量の電池を搭載するグレードの満充電での走行距離は520キロメートル。急速充電に対応し、30分間で320キロメートル分を充電できる。価格や外装デザインなどは明らかにしなかった。

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