松本元死刑囚の遺骨次女に 家族対立、不服申し立てへ

2020/9/17 22:33
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2018年7月の死刑執行後、法務当局が保管しているオウム真理教の元代表、松本智津夫元死刑囚(麻原彰晃、執行時63)の遺骨と遺髪について、東京家裁が17日の審判で、松本元死刑囚の次女(39)に引き渡す決定をしたことが関係者への取材で分かった。

元死刑囚が望んでいたとして、四女(31)が引き渡しを求め、他の家族と対立していた。四女は東京高裁に不服を申し立てる。

関係者によると、松本元死刑囚は執行直前、係員が遺骨引き取り先の意向を尋ねた際に「四女」と答えたとされる。元死刑囚は元教団幹部の妻(62)との間に2男4女がいる。四女は遺骨受け入れを表明したものの、次女や三女(37)らが「元死刑囚は当時、意思疎通が難しい状態となっており、特定の人を指定することはあり得ない」と主張。これとは別に妻らも引き渡しを求め、3グループに分かれ、争いとなっていた。

公安当局は遺骨などがオウム真理教の後継団体「アレフ」信者らの崇拝対象になる可能性があるとして、警戒している。

家裁の審判は非公開で、当事者から提出された書類などに基づき、裁判官が判断する。不服申し立てをせず2週間が過ぎたり、高裁で不服申し立てが認められなかったりした場合、審判が確定する。〔共同〕

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