イベルメクチン治験開始 北里大病院、新型コロナ

2020/9/17 20:02
保存
共有
印刷
その他

北里大学病院は17日、抗寄生虫薬「イベルメクチン」の新型コロナウイルス感染症への治療効果を調べる医師主導治験を始めたと発表した。国内の複数の病院で患者240人を対象に、PCR検査で陰性になるまでの期間が短くなるかを調べる。2021年3月末までに終了する予定だ。

治験は重症でない感染者にイベルメクチンを1回投与し、偽薬を投与する人と比べて効果をみる。症状が改善するかなども調べる。無症状の人も対象にする。

これまでに細胞を用いた実験で、イベルメクチンが新型コロナウイルスの増殖を抑えることが分かっている。

イベルメクチンは2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の大村智特別栄誉教授が開発した。アフリカなどで寄生虫による感染症の撲滅に効果を上げている。これまでに数十億人規模で投与され、深刻な副作用の報告はない。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]