アバンギャルドな旅 舞踏家 麿赤兒

エッセー
2020/9/24 14:00
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日本経済新聞 電子版
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1962年に上京し、72年大駱駝艦旗揚げまでの10年余りのアートシーンを振り返って見る。私の中で最初に鎌首をもたげてきたのは「アバンギャルド」なる言葉だ。

大学をやめ、起こした警察沙汰で劇団を追放され、浪浪の身で新宿にあった喫茶店「風月堂」に入り浸るようになった。そこで知り合った画家のFから耳にしたのが最初だ。窓際に座りボンヤリと街路樹などを眺めている私の隣に座るのが、何故かFの日課のようになっ…

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