ヨーロッパ企画、劇新作を生配信

関西タイムライン
2020/9/18 2:00
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生配信劇シリーズは銭湯や路面電車など実際の場所を生かした作品になっている

生配信劇シリーズは銭湯や路面電車など実際の場所を生かした作品になっている

京都を拠点に活動する劇団「ヨーロッパ企画」が26日に新作「『京都妖気保安協会』ケース4『鴨川ミッドサマードリーム』」を生配信する。SFなど現実から少しだけ遊離した設定をトリッキーな発想や工夫、演出を駆使して演劇に落とし込む作風で知られる同劇団らしい配信作品だ。

新作はこれまで3作品をユーチューブで無料公開してきた「生配信劇シリーズ」の完結編にあたる。同シリーズでは実際の路面電車、銭湯、料理旅館の中で動き回る俳優をその場で撮影したワンカット・ワンシチュエーションの上演をリアルタイムで配信してきた。その場所ならではの物語を「早変わり」をはじめとする演劇的な仕掛けの驚きと一発撮りかつ生配信の緊張感、細部に挟まれたオフビートな笑いを交えて展開するヨーロッパ企画ならではの作品となっている。

26日に配信する最終回は京都府立文化芸術会館(京都市)を舞台に、シェイクスピアの「夏の夜の夢」をモチーフにした作品となる。劇場での上演だが無観客での有料ライブ配信のみ。コロナ禍によって中止となった今夏の本公演にゲスト出演するはずだった俳優の中山祐一朗も参加する。

映画やドラマ、アニメなど映像作品の脚本も数多く手掛けてきた作・演出の上田誠は「生配信と劇場のいいところがハイブリッドできた作品」と話す。あくまで演劇を主戦場としつつも映像作品など様々なジャンルに取り組んできた劇団だけに「それぞれが培ってきたものを持ち寄って、融合した」(上田)演劇となりそうだ。

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