電通、Voicyと企業向け音声番組 経営課題解決に

働き方改革
2020/9/17 16:53
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電通は音声配信を活用し、社内コミュニケーションの活性化など顧客企業の経営課題解決に取り組むサービスを始めた。音声配信スタートアップのVoicy(ボイシー、東京・渋谷)と共同開発した。創業理念を伝える番組や、社員が経営陣に提案をする番組などを制作する。社内コミュニケーションに課題を感じる企業の需要を取り込む。

ボイシーが提供する音声配信サービスのイメージ。電通は企業の社内向け音声番組作成をサポートする

サービス名は「KOELUTION(コエリューション)」。導入に際しては、顧客企業の社員を対象に「魅力再発見診断」と題して100問のアンケートを実施。会社の沿革や理念、課題などを分析し、音声番組を提案する。

創業者が創業の経緯を伝える番組に加え、経営判断の裏側や悩みを打ち明ける番組も想定する。従業員の事業アイデアや現場の声を伝える番組も用意し、経営陣と社員とのコミュニケーションを円滑にする。

運用段階では、番組ごとにリスナー数の増減や再生時間の増減などを記したリポートを毎月作成し企業に送る。要望に応じてコンサルティング業務にもつなげる狙いだ。

音声番組を配信する企業は、ボイシーにユーザーを限定した社内専用のチャンネルを開設する。音声はウェブサイトやアプリから聴くことができる。

電通はボイシーが2019年に始めたユーザーを限定して音声番組を公開できる企業向けサービス「VoicyBiz(ボイシービズ)」を活用する。番組の提案と運用を担うサービスを開始し、企業が社内用の音声番組に参入しやすくする。

電通が20人の企業経営者に実施したアンケートでは、約8割が社内のコミュニケーションに課題があると回答した。新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が広がるなか、コミュニケーションの課題が増大していると分析。音声番組の活用を提案し、社内コミュニケーション活性化を促す。

価格は企業の要望に応じて変動する。音声番組の立ち上げのみを支援することも可能。初期費用を抑えたプランも用意する。22年3月までに50社への導入を目指す。

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