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三菱地所、日本最高層のビル「トーチタワー」と命名

(更新)
日本一となる高さ390メートルの超高層ビルを建設する(イメージ)

三菱地所は17日、東京駅前で進める「常盤橋プロジェクト」の説明会を開いた。以前公表した概要に加え、街区名称を「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」に決めたと発表。2027年度に完成予定の高さ390メートルの超高層ビルにはホテルやホールを整備する方針も明らかにした。新型コロナウイルス後の時代を見据えた施策を通じ、幅広い層に親しまれるエリアを目指す。

再開発地区の敷地面積は約3ヘクタール。街区名称に決めた「トウキョウトーチ」は「灯り」のイメージを持たせ、日本を明るく元気にさせる存在を目指すとした。これまで未定としていた21年6月完成予定のA棟を「常盤橋タワー」、27年度のB棟を「トーチタワー」と名称をそれぞれ決めた。総事業費は約5千億円。

新型コロナを受け、街区の屋外空間を当初計画の7割増の約2ヘクタールまで増やす(都内で開いた説明会)

21年6月に完成する40階建ての「常盤橋タワー」は既に建設が進んでおり、現時点でオフィスフロアの入居率は8割程度とみられる。新型コロナを受けた感染症対策として、エレベーターの行き先を事前に伝え、ビルや共有スペースへの入館をスマートフォンで行うことができる非接触システムを採用。ラウンジなども充実させ柔軟な働き方に対応する。

近隣では日本一の高さを誇る63階建ての「トーチタワー」を27年度までに造る。17日の説明会で57~61階に約100室の国際級ホテルを誘致すると発表。芝居小屋に着目した大規模なエンタメホール(約2千席)や商業施設も整備するとした。

常盤橋タワーとトーチタワーの間に約7千平方メートルの広場を整え、店舗や地方自治体と組んだ体験の場を設ける。有事の際は災害復旧活動の拠点となるという。新常態の時代を見据え、約2500平方メートルの屋上庭園などを新たに整備。当初1.2ヘクタールだった街区全体の屋外空間は約2ヘクタールまで拡大させる。

オフィスを縮小させる企業もみられるが、三菱地所の吉田淳一社長は「戦略を練り機密情報を議論して意思決定するため、一定の需要はあり続ける」と語った。自然災害や感染症リスクなど不透明感も漂うなか、新たな街の魅力をどう訴求していくか。「丸の内の大家」は期待と課題に向き合っていく。

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