/

神戸製鋼、高炉操業にAI導入 炉内の温度を予測

神戸製鋼所は17日、加古川製鉄所(兵庫県加古川市)の「第2高炉」の操業に人工知能(AI)を導入したと発表した。炉内の温度をAIで予測する仕組みを構築して、安定操業につなげる。神鋼は効率的な操業でコスト競争力を強化する考えだ。

8月からAIシステムの運用を始めた。高炉は製鉄工程における基幹設備。鉄鉱石や石炭から作るコークスなどの原料を炉に投入し、熱風をふき込むことで「銑鉄」と呼ばれる溶けた鉄を作る。

安定した操業を維持するには、炉内の温度と通気性を一定に保つ必要がある。ただ、原料の性質や状態なども変わるため、従来は熟練技術者の経験に頼り調整をしていた。神鋼は、炉内で生じる反応熱の数値などから、5時間先の溶けた鉄の温度を高精度で予測できるシステムを開発。予測結果に基づき、高炉を運用することで、安定して操業でき、設備異常の防止につながるとみる。

製銑開発部長の宮田健士朗氏は同日のオンライン会見で、「2020年度中に、さらにもう1基の高炉にもシステムを導入したい」と話した。神鋼は18年10月にAI推進プロジェクト部を発足させるなど準備を進めてきた。競合でも、JFEスチールが国内製鉄所のすべての高炉で、AIを導入する方針を打ち出している。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン