/

日本版ジャック・バウアー 唐沢寿明が「24」主演

米国の捜査官ジャック・バウアーが凶悪なテロ事件に挑む世界的なヒットドラマ「24-TWENTY FOUR―」が日本でリメークされ、主人公を唐沢寿明が演じる。「白い巨塔」など過去にも名作ドラマのリメークを経験し、オリジナル版「24」の熱心なファンでもある唐沢は「我を捨てすんなりと役に入ることが大切。いい年してこの役をいただいたので頑張らないと」と意気込む。

2001年から米国で放送開始したオリジナル版は、1日24時間の出来事をリアルタイムに全24話かけて描き、斬新な手法とハラハラする展開で日本を含め世界的なブームを呼んだ。日本を舞台にした「24 JAPAN」(10月9日から毎週金曜、朝日系)は、手法と物語の大筋はオリジナル版を踏襲するが、「米国初のアフリカ系大統領誕生までの24時間」の設定を「日本初の女性総理誕生までの24時間」に変更し、最新のテクノロジーや世界情勢を盛り込む。

唐沢が演じるのは、テロ対策ユニットの捜査官・獅堂現馬(しどう・げんば)。総理候補の暗殺計画を阻止する極秘任務につくが、同時に自分の娘が誘拐される事件にも巻き込まれる。「オリジナル版のジャック・バウアーをこわもての暴れん坊ととらえている人も多いが、ルールを破らざるを得なくなっただけ。普通の人が事件に巻き込まれていく感じで現馬を演じたい」

銃や薬物、移民など米社会が抱える課題を映したドラマのリメークだけに「嘘だろう、と思わせない世界観を出せるかどうかが勝負になる」とみる。「リメークという感じがないくらい視聴者が自然に入り込める作品にしたい。内容自体は間違いのない作品なので、それができればもう大丈夫」と語る。

相次ぐ海外ドラマのリメークについて「より増えてくる」と予想する。「いい作品をお借りして日本でやることを間違っているとは思わない」。ただ大事なのは多くの人たちが楽しめるエンターテインメント性だという。「社会派ドラマもエンタメ性がないと自己満足になる。見ている人がどう感じてくれるか。それをまず第1に考えたい」。

俳優ブルース・リーを敬愛し、「ビー・ウオーター(水になれ)」という彼の言葉を大切に思ってきた。「水はコップに入れればコップの形に収まり、花瓶なら花瓶と姿を変える。流れたり、よどんだりもする。『水になれ』は自分が演技をするうえで助けになっている言葉。どんな役を演じるにしてもすんなり役に入ろうと思う。それは毎回心がけています」。57歳。

(関原のり子)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン