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米、台湾に高官派遣へ 元総統告別式、対中警戒強める

【ワシントン=永沢毅】米国務省は16日、19日に開かれる台湾の李登輝・元総統の告別式にクラック国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)を派遣すると発表した。8月のアザー厚生長官に続く高官派遣となる。追加の軍事支援も検討しており、台湾への圧力を強める中国をけん制する。

アザー米厚生長官の台湾訪問に中国は反発した=ロイター

国務省は「李登輝氏の功績に敬意を表し、米国は台湾と政治的、経済的価値を共有し、活気あふれた民主主義との強い結束を続ける」と声明で表明した。中国共産党の一党独裁体制との対比を鮮明にした。中国が反発するのは確実だ。

これに関連し、ロイター通信によると、米国は巡航ミサイルや無人機など7種類の武器売却について台湾と交渉しているという。近く合意に至る可能性がある。実現すれば、一度に7種類もの武器売却は異例となる。

米国と台湾は近く新たな経済対話を始める方針で、米国側担当のクラック氏の訪台がそのキックオフになる可能性も取り沙汰されている。先のアザー氏の訪台は1979年の米台断交後では最高位の米高官で、蔡英文(ツァイ・インウェン)総統と新型コロナウイルス対策を巡って意見を交わした。

香港国家安全維持法の施行を受け、台湾には次は自分たちの自由が脅かされかねないとの警戒感が強まっている。台湾には9日から2日連続で防空識別圏に中国の戦闘機が各20回もの侵入を繰り返し、台湾海峡の周辺でも中国が軍事演習を活発にして軍事的圧力を増している。

台湾との関係強化に動くトランプ政権の対応はこうした中国の圧力に対抗するものだ。

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