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FacebookがVR新端末 100ドル安く、ゲームなどリアルに

(更新)

【シリコンバレー=奥平和行】米フェイスブックは16日、ゴーグル型の仮想現実(VR)端末「オキュラス・クエスト2」の受注を同日に始めたと発表した。現行機種よりも画質などの性能を高める一方、最低価格は299ドル(約3万1000円)に設定し、従来よりも100ドル安くした。販売面や対応ゲームで日本勢との連携も深め、VRの普及を加速させる。

同日にオンラインで開催した開発者会議「フェイスブック・コネクト」でマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が新製品について説明した。社内のVRや拡張現実(AR)関連の開発部門を集約して新たな研究所を設けたことなども明らかにした。

クエスト2はパソコンなどに接続しなくても使えるVR端末で、2019年に発売した現行機種(約570グラム)より10%以上軽くするなどして装着しやすくする。ディスプレーの画素数は従来より約5割多い約350万画素に引き上げ、毎秒90回の映像の切り替え(従来は72回)に対応する。

従来はスマートフォン向けの半導体を使っていたが、米クアルコムがAR・VR端末向けに開発した「スナップドラゴンXR2」を採用した。価格は内蔵メモリーが64ギガ(ギガは10億)バイトのタイプが299ドル、256ギガバイトのタイプが399ドル。10月13日に出荷を始める。

日本ではビックカメラヤマダ電機などの店頭でも取り扱う。価格は3万3800円と4万4800円。

普及の鍵を握るゲームなどコンテンツも拡充する方針だ。ザッカーバーグCEOは売上高が100万ドルを突破したクエスト向けのコンテンツが35に達し、全体としては1億5000万ドルになったと説明した。日本関連ではバーチャルユーチューバー「キズナアイ」、テレビアニメ「リトルウィッチアカデミア」などに関連したタイトルを出す。

VRに加えてARの分野の事業を強化する方針を示した。「レイバン」などのブランドを展開する眼鏡世界最大手、仏エシロール・ルクソティカと提携し、21年に眼鏡型のAR端末を発売する計画を明らかにした。発売に先立って本社などで社員に着用させて改良を進める取り組みを始めたほか、プライバシーに配慮する方針を説明した。

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