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オリックス田嶋、プロ初完封 球威と気迫で押す

2020/9/16 23:31
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プロ初完封を懸けてオリックス・田嶋が歯を食いしばっていた九回、一塁側ブルペンでは抑えのディクソンが投球練習をしていた。あくまで「(走者が)たまったときのことを考えた」(中嶋監督代行)までだが、そんな備えも無用とばかりに、田嶋は三者凡退に仕留めて仁王立ちした。

ブルーウェーブのユニホームでプロ初完投を完封で飾ったオリックス・田嶋=共同

ブルーウェーブのユニホームでプロ初完投を完封で飾ったオリックス・田嶋=共同

初回から150キロに迫る直球で楽天打線を押した。「打者が差し込まれている感じが見受けられたので、直球でいけるところまで押していこうと」と田嶋。全てのイニングで先頭打者を抑え、許した安打は2本。二塁を踏ませなかった。

今季は好投しながら要所で被弾するケースが目立っていたところに、前回9日の西武戦は2回9失点の乱調。チームに貢献できていないという自責の念がピークに達したこの日は「球威プラス気持ちがいつもと雲泥の差というか、何とかするんだという気持ちが球に乗り移っていた」と、本塁打を放った捕手・伏見。

その意気を首脳陣も感じ取り、八回を終えて101球に達した田嶋にあえて続投の打診をしなかった。きょうは任せたぞという無言の激励で、田嶋自身も「行く気まんまんだった」。完投自体がプロ3年目で初めて。「むちゃくちゃ疲れた。プロで完投するすごさが初めて分かった。投手としていい経験になった」

阪神大震災を乗り越えてリーグ優勝した1995年から25周年にちなみ、ブルーウェーブのユニホームを着た神戸での2試合に連勝。強かったころのいでたちに「気持ちがぐっと入る。こういう気持ちを続けていきたい」と伏見。当時を思い起こさせる完勝を、最下位からの反攻のきっかけにしたい。(合六謙二)

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