メック、3Dプリンター向け銅粉 航空機部品など狙う
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基板製造向け薬品大手のメックは、3次元(3D)プリンター用の材料事業に参入する。レーザーを従来の約2倍吸収する銅粉末を開発。造形する際に溶かしやすくし、航空機や産業機械部品の材料として採用を狙う。粉末メーカーに技術を提供して収益をあげる方針だ。
粉末は大阪産業技術研究所と共同開発した。土台に敷きつめた粉をレーザーで熱して固める方式で使う。粒の直径は10~80マイクロメートル(マイクロは100万分の1)と...
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