JR北海道社長「減便視野」、GoTo東京拡大は期待

インバウンド
2020/9/16 16:37
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JR北海道の島田修社長は16日の記者会見で、国の観光支援事業「Go To トラベル」を適用した東京発着の旅行商品の発売について「(旅客回復の)起爆剤にしていきたい」と述べた。新型コロナウイルス感染拡大による旅客低迷を念頭に「列車の減便などを視野に入れる」とも話した。

16日発表した8月実績によると、利用者数は北海道新幹線が前年同月比73%減、主要3線区の特急列車が53%減、新千歳空港(北海道千歳市)と札幌を結ぶ「快速エアポート」は41%減だった。

利用者数は7月に比べ増加か微減で、下落率は横ばい圏にとどまった。訪日外国人客の利用がほぼゼロになる中で、国内旅行客の需要への期待は大きい。

島田社長はGo To トラベルで旅客需要がじわり増えているとの見方を示した。対象に東京も入り、新千歳の国内線便数が増えれば、快速エアポートの利用率改善につながるとみていた。

島田社長は2020年度中の鉄道運輸収入の回復は難しいと指摘。新型コロナ収束後も利用回復が望めない路線は減便のほか、列車1編成の車両数を減らす減車や鉄道設備の見直しなどで固定費を減らす考えを示した。

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