米、カナダへのアルミ関税を撤回 輸入減少と判断

貿易摩擦
2020/9/16 11:43
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=鳳山太成】米通商代表部(USTR)は15日、カナダから輸入する一部のアルミニウムに課した10%の追加関税を取り下げると発表した。輸入の急増に対応するため8月中旬から再発動していたが、9月以降は輸入が減って「正常化する」と判断した。

国際会議の場で言葉を交わすカナダのトルドー首相(右)とトランプ米大統領=ロイター

関税の撤回は非合金の未加工アルミが対象で、9月1日に遡って適用する。9月から12月にかけて輸入量が減るとみているものの、一定の数量を超えた場合は再び10%の関税をかける可能性があると説明している。

トランプ政権は新たな貿易協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」を締結するのに伴い、2019年5月にカナダに対するアルミと鉄鋼の追加関税を解除した。輸入増に不満を強めた政権が20年8月に再び関税を課し、カナダとの貿易摩擦に発展していた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]