菅内閣が16日夜発足 総務相に武田氏、閣僚1増で20人

菅内閣発足
政治
2020/9/16 11:00
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衆院本会議に臨む自民党の菅総裁(16日)

衆院本会議に臨む自民党の菅総裁(16日)

安倍内閣の総辞職を受けて16日、第202臨時国会が召集された。衆参両院の本会議で自民党の菅義偉総裁を第99代首相に選出し、同日夜に菅内閣が発足する。菅氏が重視する携帯電話料金の引き下げにあたる総務相に武田良太国家公安委員長を起用する。2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)の担当相を設け、井上信治元環境副大臣をあてる。

首相の交代は12年12月以来、約7年8カ月ぶりとなる。

菅氏は16日朝、都内の衆院議員宿舎周辺で日課の散歩をした。通行人から「頑張ってください」「お疲れさまです」などと声をかけられ、笑顔でお辞儀した。都内のホテルで秘書官らと打ち合わせた後、首相官邸に入り、安倍内閣総辞職のための臨時閣議に出席した。

閣僚ポストは万博担当相の新設に伴い、1つ増えて20になる。内閣の要の官房長官に加藤勝信厚生労働相が就任する。安倍政権からの継続性を重視し、麻生太郎副総理・財務相や茂木敏充外相、萩生田光一文部科学相、公明党の赤羽一嘉国土交通相ら8人は再任する。

初入閣は5人。万博担当相の井上氏のほか、防衛相に岸信夫氏、農相に野上浩太郎氏、復興相に平沢勝栄氏、一億総活躍相に坂本哲志氏がそれぞれ就く。専門性を評価し、田村憲久氏を厚労相、上川陽子氏を法相、小此木八郎氏を国家公安委員長に再び起用する。

菅氏は省庁の縦割りや既得権益を打破し、規制改革を進める考えを示してきた。河野太郎防衛相は行政改革・規制改革担当相に移る。菅氏が意欲を示す「デジタル庁」の創設に向け、科学技術相を経験した平井卓也氏がデジタル分野の担当相として再入閣する。

菅氏は首相に選出後、公明党の山口那津男代表との与党党首会談を経て組閣本部を設ける。新しい官房長官が閣僚名簿を読み上げ、皇居での首相の親任式、閣僚の認証式を踏まえて菅内閣が発足する。新首相は16日夜に記者会見し、新政権の基本方針や重点政策を説明する。

官房長官に就く加藤氏は16日午前、都内で記者団に「菅総裁は(官房長官として)7年8カ月、素晴らしい実績を残された。それをしっかり継いでいきたい」と述べた。

<おわび>9月16日午前11時20分に掲載した菅内閣の一覧表で、一部の閣僚の肩書に誤りがありました。一覧表は修正済みです。(2020/09/16 14:40)

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