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コロナ下の国連総会開幕 感染防止で会場は各国1人

【ニューヨーク=大島有美子】ニューヨークの国連本部で15日、第75期の国連総会が開幕した。新型コロナウイルス禍において、途上国への支援や国際協調の重要性を確認する。22日には首脳級の演説が始まり、各国で事前録画した映像が配信される。

会場の出席者は各国1人までに制限された(15日、ニューヨークの国連本部の映像配信から)

「握手はしないように」。会議場内ではこんな案内が流れた。世界193の加盟国・地域の外交官が集まったが、感染防止のため現場に出席できるのは各国1人に絞り、出席者はマスクを付けて参加した。会場の様子はインターネットを通じて映像を中継で配信する。

開会にあたり、グテレス事務総長は「国連の歴史において今年は極めて重要な1年になる」と述べた。「国連は、多国間主義と協調、ルールに基づいた国際システムを進める主な枠組みとして期待されている」と強調した。

22日以降の各国の演説には、トランプ米大統領や中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席やロシアのプーチン大統領などが参加する。日本は16日の臨時国会で首相に選出される自民党の菅義偉総裁が演説する。トランプ氏は会場入りしての演説に意欲を示しているが、15日時点で予定は決まっていない。

例年は首脳級が一堂に会する国連総会にあわせて、数多くの2者会談などが設けられる。昨年は演説期間中、安倍晋三首相とトランプ氏が日米貿易協定の締結で合意した。今年は首脳が集まれないため会場に入るのは主にニューヨークに駐在する国連大使らだ。

ニューヨーク入りしている総会議長を務めるトルコ議会のボルカン・ボズクル外交委員長は同日、「外交の世界において、お互いの立ち位置を理解し、妥協点を探していく上で対面に代わるものはない」と述べた。感染対策をとった上で、可能な限り対面の会合も促す構えだ。今年は気候変動や核廃絶、生物多様性に関する会合が総会に合わせて予定されている。

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