TikTok本社を米へ、Oracle少数株主 トランプ氏「検討」

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北米
2020/9/16 4:25 (2020/9/16 6:48更新)
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TikTokの持つデータは米オラクルが処理すると伝わった=ロイター

TikTokの持つデータは米オラクルが処理すると伝わった=ロイター

【ニューヨーク=中山修志】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は15日、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に米IT(情報技術)大手のオラクルが少数株主として出資すると報じた。オラクルとの提携でトランプ米大統領が検討する禁止命令を回避したい考えで、トランプ氏はこの提案を「検討する」と述べた。

FTによると、オラクルは米国だけでなくティックトックのグローバル事業に出資する。ティックトックの運営会社である北京字節跳動科技(バイトダンス)はティックトックへの過半出資を維持する。焦点となっていたアルゴリズムはティックトックが保持する一方、利用者のデータはオラクルが管理するという。

バイトダンスはティックトックの本社を中国から米国に移す案も検討しているという。トランプ氏は米国に本社を移して2万人を雇用するという提案に一定の理解を示している。中国当局もこの案を支持しているという。

トランプ氏は15日、ホワイトハウスで記者団にオラクルとの提携案に関して「合意にとても近づいていると聞いた」と語った。トランプ氏の支持者として知られる同社のラリー・エリソン会長に好意的な見方も表した。

大統領令で定めた米国企業などとの「取引」を禁じる期限は9月20日。政府機関の対米外国投資委員会(CFIUS)が同日までに提携案を審査し、トランプ氏に勧告する。

ティックトックの米国事業を巡っては、米マイクロソフトも米小売り大手ウォルマートと組んで買収に名乗りを上げていた。マイクロソフトは13日にバイトダンスとの交渉を打ち切ると発表。オラクルが最有力候補に浮上した。

ムニューシン米財務長官は14日、米CNBCの番組で「オラクルを技術パートナーとする提案を受け取った」と述べた。オラクルもバイトダンスの提案に自社が技術パートナーとして入っていると認めていた。

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