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米ウォルマート、会員サービス開始 アマゾンに対抗

【ニューヨーク=野村優子】米小売り最大手ウォルマートは15日、サブスクリプション(継続課金)型の会員サービス「ウォルマート+(プラス)」を開始した。会費は年98ドル(約1万340円)と先行するアマゾン・ドット・コムの会員サービス「プライム」より安く設定し、生鮮宅配を強みに対抗する。

米ウォルマートの会員サービス「ウォルマート+」が15日にスタートした=AP

生鮮食品や日用品、家電、おもちゃなど約16万点が配送無料となり、全米4700店舗から最短で即日配送する。このほか店内における「タッチレス決済」や、店舗に隣接するガソリンスタンドの割引サービスも提供する。会費はアマゾン(年119ドル)に比べて約20ドル安いが、音楽や動画配信サービスはない。

ウォルマートの強みとなるのが半径10マイル(約16キロメートル)圏内に米国民の9割が暮らす店舗網だ。このネットワークを生かし、スピードが重要となる生鮮宅配を強化する。アマゾンの生鮮宅配は一部の主要都市に限られている。

ウォルマートはコロナ禍で宅配サービスを一段と強化している。9日には、ノースカロライナ州でドローン配送を実験的に開始すると発表した。ドローン配送を巡ってはアマゾンが先行しており、8月末に米連邦航空局(FAA)からドローンを使用した「航空運送業者」の認可を得ている。

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