タイ小売りセントラル、グループ企業を完全子会社化

アジアBiz
2020/9/15 21:37
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【バンコク=岸本まりみ】タイ小売り大手セントラル・リテール・コーポレーション(CRC)は15日、オフィス用品店や書店などを運営するグループ会社、COLを完全子会社化すると発表した。TOB(株式公開買い付け)を通じて全株を取得する。取得額は121億6千万バーツ(約413億円)となる見込み。事業再編を通じて顧客基盤の強化につなげる。

COLは書籍・文房具販売店「B2S」などを展開する

2021年3月末までにTOBを完了させる見通し。買い付け額は1株19バーツ。発表を受け、15日のCOLの株価は前日終値比14%上昇した。

CRCは完全子会社化を通じ、傘下に抱える家電量販店などとの相乗効果を高める。ヨン・ポカサブ最高経営責任者(CEO)は「ベトナムなどでタイのブランドの成功を後押しするだろう」と述べ、海外での事業拡大にも意欲を示した。

COLはタイでオフィス用品店「オフィスメイト」や書籍・文房具販売店「B2S」のほか、電子書籍プラットフォームなどを運営する。19年12月期の売上高は前の年比2%増の約113億バーツ、純利益は同4%増の約7億バーツだった。CRCによる全株取得に伴い、タイ証券取引所への上場を廃止する予定だ。

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