日医工、抗菌薬「セファゾリン」を10月から通常出荷

2020/9/15 19:30
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日医工は10月から抗菌薬「セファゾリンナトリウム注射用」の出荷体制を2019年2月の供給停止以前の水準に戻すと発表した。イタリアの会社から調達している原薬の製造工程の一部について、伊社の委託先を変更することで原薬供給再開のメドが立った。同薬は19年11月から段階的に供給を再開していた。現在の供給力は明らかにしていない。

セファゾリンは18年末にイタリアの会社から調達した原薬に異物混入が見つかるなどして製造できない状態になっていた。もともと原薬はイタリアの2社から調達していたが、現在は1社のみからの供給。残りの1社も委託先の変更により、日医工に原薬を供給できる見込みとなった。

日医工は約15億円を投じて静岡県にある工場にセファゾリンの製剤製造工程を担う専用ラインを整備している。現在は海外で委託製造を行っているが、今後は安定供給に向け国内での製造も始める。日医工のセファゾリンは医療機関向けで6割のシェアを持っており、供給停止時には医療現場で混乱が起きた。

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