松浦機械、加工能力高めた新型マシニングセンター

2020/9/15 19:28
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工作機械メーカーの松浦機械製作所(福井市)は15日、新型のマシニングセンターを開発したと発表した。従来の同型機と全体の大きさはほぼ変わらないが、加工の対象物は体積で75%増、重さで50%増まで対応できる。新型コロナウイルス感染防止のための省人化や、コスト低減のための自動化を図りたい顧客のニーズに応える。

松浦機械製作所の新型マシニングセンター(15日、福井市の本社)

開発したのは5軸マシニングセンター「MAM72-52V」。加工は直径52センチ、高さ40センチ、重さ300キログラムまで可能。価格は8569万円。月3台の販売を目指す。

複数のパレットを備え、多品目の自動製造に向いた同社の上級機種シリーズの中型機。不要な機構を排除して加工できる大きさを高めた一方、価格や機械自体の大きさを抑えた。航空機のバルブや半導体製造用のチャンバーなどの製造に使われる。同社としては2年ぶりの新型機で、配色などのデザインは20年ぶりに刷新した。

松浦勝俊社長は「2020年12月期は売上高が前期比5割減の見通しで、厳しい状況にある」としたうえで「工作機械の受注減は底を打った感があり、引き合いは増えつつある。国内向けはともかく、北米向けは堅調だ」と話した。

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