埼玉県の公共交通検討会議、鉄道延伸議論に新指標導入

2020/9/15 18:53
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埼玉県は15日、「公共交通の利便性向上検討会議」の第2回会合を県庁内で開き、大野元裕知事が2019年の知事選で公約とした鉄道延伸の方向性などを議論した。埼玉高速鉄道など5路線が議題に上り、委員からは「延伸検討のための新指標を導入すべきだ」との意見が相次いだ。

検討会議の終了後、取材に応じる久保田尚・埼玉大大学院教授

県は11月以降に開かれる次回会合までに新指標を示し、20年度中に提言をまとめる。

県などによると、会議では埼玉高速鉄道のほか都営大江戸線など5路線で延伸が検討できるか議論した。公共交通の投資効果の検討には「費用便益分析」がよく使われるが、会議では「費用便益分析だけでなく、別の基準作りが必要だ」との意見が出たという。

具体的には子供たちの通学の足として対象路線の需要がどの程度あるかを測る基準などが検討されている。会議の委員長を務める久保田尚・埼玉大大学院教授は「新たな指標の導入で、議論を前に進めたい」と述べた。

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