河井前法相、弁護人全員を解任 公判に影響も

社会・くらし
2020/9/15 14:44 (2020/9/15 19:07更新)
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2019年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われた前法相の衆院議員、河井克行被告(57)が15日、弁護人6人全員を解任した。東京地裁で続く公判に影響し、妻の参院議員、案里被告(46)の審理が分離される可能性もある。

弁護人6人は15日の公判後、解任された。案里議員には別の弁護人が就いている。16日以降の公判では、現金を受領したとされる広島県議ら多数の証人尋問が予定されている。

前法相側は公判準備のため、以前から過密日程の見直しや保釈を請求してきた。地裁は認めず、前法相が不満を抱いて弁護人交代を決めたとみられる。

前法相はこれまでの公判で、弁護側に手書きのメモを何度も渡し、証人出廷した案里議員の秘書に「なぜ検事を見るんだ」と発言するなど、いら立つ場面を見せていた。

夫妻は6月18日に逮捕され、7月8日に起訴された。地裁は12月まで計55回の期日を指定していた。起訴から100日以内に判決を出すよう努める「百日裁判」の対象だが、検察側は地元議員ら計139人の証人尋問を申請し、判決は21年になる見通し。

夫妻は現金供与をおおむね認めたうえで、買収の意図は否認、無罪を訴えている。〔共同〕

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