テレワーク移住定着するか 脱サラせずに地方へ
テレワーク成功の勘所(16)

働き方改革
コラム(テクノロジー)
2020/9/23 2:00
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日本経済新聞 電子版
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地方への移住希望者が増えている(移住支援サービス「SMOUT(スマウト)」の画面)

地方への移住希望者が増えている(移住支援サービス「SMOUT(スマウト)」の画面)

日経BP総研

新型コロナウイルスの感染拡大によってテレワークに取り組む人が増え、ビジネスパーソンの暮らしにも新たな動きが出てきている。勤務先や仕事は変えずに、住居を地方都市や郊外に移す取り組みだ。脱サラして地方へ、というほど大胆ではなく、といって単なる引っ越しでもない。より快適な「生き方」を求めたビジネスパーソンの挑戦が始まりつつある。

「カエルがいる、トンボもたくさん飛んでいる」。子が目を輝かせる姿を見て、群馬県東部に移り住んだある夫婦は「移住して良かった」と実感したという。住居は田んぼに囲まれ、夜は星空がきれい。東京圏のマンションに住んでいた時には体験できなかった、自然とのふれ合いを満喫している。

夫婦は共働きで、それぞれ都内の企業に勤務している。この8月に移住した後も勤め先は変えず、テレワークを駆使し自宅で仕事をこなす。新型コロナの問題に直面し「自然に恵まれた、子育てしやすい環境に移り住もう」と思い切って決断した。

移住によって住居は広くなり、共働きの夫婦がそれぞれ自分の部屋を持てた。在宅勤務にもじっくり取り組めるようになったという。住居にかかる費用は転居前の半分以下に減った。

■郊外移住のハードルが下がった

テレワークの普及によって、働く場所が会社から自宅へとシフトしている。ならばコロナ以前のように首都圏に住み続ける必然性はない。都心の会社に勤務したまま、…

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