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シンスペクティブ、ミリ単位で地殻変動を解析 衛星データ利用

小型衛星開発のシンスペクティブ(東京・江東)は、地殻変動をミリ単位で検出できるシステムを開発した。独自の技術を使い衛星画像を解析する。分析したい範囲に応じた月額課金型のサービスで、建設会社や自治体の利用を想定する。

専用サイト「ランド・ディスプレイスメント・モニタリング」をウェブ上で開設した。同じ条件で複数回観測したデータを解析して地表の変化を調べる独自の技術を使い、広域にわたる土地の沈降や地滑りのリスクを検出する。

サイト内では地盤変動をした部分を色づけした地図や、変動を数値化したグラフを確認できる。建設会社の工事やメンテナンス、災害現場の調査などでの利用を想定する。

シンスペクティブは合成開口レーダー(SAR)で地表を観測する衛星を開発する。SARはマイクロ波を地表に当てて地形を観測するため、悪天候や夜間でもデータが取得できる。

サイト内では当面、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などのSAR衛星データを利用する。シンスペクティブは2020年内にも衛星の打ち上げを予定しており、将来的には同衛星から受信したデータも組み合わせる。

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