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自民新執行部を決定 政調・下村氏、選対・山口氏

自民党臨時総務会で新四役と拳を合わせる菅新総裁(中)(15日、党本部)

自民党の菅義偉総裁は15日午後、党本部で開く臨時総務会で新執行部の人事を正式に決めた。幹事長は二階俊博氏を再任した。総務会長に佐藤勉元総務相、政調会長に下村博文選挙対策委員長、選対委員長には山口泰明組織運動本部長を起用した。16日に衆参両院の首相指名選挙を経て、自民、公明両党連立による新内閣が発足する。

党四役の顔ぶれは菅氏を総裁選で支持した派閥のバランスに配慮した。

党運営の要となる幹事長は、いち早く菅氏の支持を表明した二階氏を再任した。二階氏は2016年8月に就任し、安倍政権を支えた。今月8日に通算在任日数が歴代単独1位になった。

鈴木俊一総務会長の後任には同じ党内第2派閥の麻生派に所属する佐藤氏を充てた。佐藤氏は安倍政権で国会対策委員長や衆院憲法審査会長を歴任した。菅氏とは1996年衆院選の当選同期にあたる。

総務会は党の最高意思決定機関で、政府が国会に提出する法案や条約などを審査し、承認する。

政策責任者の政調会長に就く下村氏は安倍晋三首相の出身派閥で党内最大の細田派に所属する。下村氏の後任の選対委員長になる山口氏は竹下派に所属し、総裁選で菅選対の事務総長として各派の調整に尽力した。

国会運営で野党と交渉する国会対策委員長は石原派の森山裕氏を再任。菅氏は14日の記者会見で森山氏を「政治経験が豊かで能力は高く評価している」と述べた。

菅氏は総裁選で党内7派閥のうち5派から支持を受けた。党四役の幹事長、総務会長、政調会長、選対委員長に国対委員長を加えた枢要ポストを5派に割り振った。

二階氏を支える幹事長代行には無派閥の野田聖子元総務相、組織運動本部長に岸田派の小野寺五典元防衛相、広報本部長に細田派の丸川珠代元五輪相をそれぞれ起用する。総裁選2位だった岸田文雄政調会長の陣営からも登用した。

新執行部は15日午後の臨時総務会で正式に発足した。総務会後に初めての役員会に臨み、そろって記者会見する。その後、菅氏は国会内で公明党の山口那津男代表と会談し、連立政権発足に向けた合意文書に署名する。公明党は赤羽一嘉国土交通相の続投を要請する。

16日に召集される臨時国会では衆参両院で首相指名選挙を実施し、同日午後に菅氏を新首相に選出する。菅氏は同日中に発足する新内閣の閣僚人事に速やかに着手する。

これまでに麻生太郎副総理・財務相の再任が内定し、後任の官房長官が焦点となる。菅氏は14日の会見で官房長官について「総合的な力がある人が一番落ち着くのではないか」と話した。

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