ペルー大統領、自身の弾劾手続きの差し止め求め訴え

2020/9/15 7:09
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【サンパウロ=外山尚之】南米ペルーのビスカラ大統領は14日、憲法裁判所に対し、自身の弾劾手続きを差し止めるよう求める訴えを起こした。議会はビスカラ氏が汚職に関与した疑いがあるとして、弾劾投票を18日に実施する方針を明らかにしていた。

ペルーのビスカラ大統領は弾劾に強く反発する(14日、リマ)=ペルー大統領府提供

議会は11日、ビスカラ氏が捜査を妨害した疑いがあるとして、賛成多数で弾劾手続きを求める動議を可決していた。ビスカラ氏の知人である歌手に対し、政府が高額な講演契約を結んでいたとしている。ビスカラ氏は14日の記者会見で「私は捜査に対しオープンだ」と疑惑を否定。「混乱と不安定を求める人間を拒否する」と述べ、議会が職権を乱用していると批判した。

2021年に大統領選を控える中、ペルーでは議会と政権の対立が激化。8月にはビスカラ氏が任命した新内閣に対する信任投票を否決するなど、混乱が続いている。

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