福井空港の滑走路凍結を計測 福井県、JAXAと提携

2020/9/14 17:38
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福井県は14日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と航空科学技術の研究開発で包括連携協定を結んだ。まず、2021年2月から福井空港(福井県坂井市)で雪氷モニタリングシステムの実証実験をする。JAXAに県職員を派遣し、県内企業との共同研究もする。杉本達治知事は「新しい技術を福井で研究をしてもらえば、人材育成などにつながる」と話した。

包括協定を結んだ杉本知事(右)とJAXAの張替航空技術部門長(14日、福井市)

JAXAの雪氷モニタリングシステムは滑走路に複数のセンサーを設置し、リアルタイムで積雪や凍結状況を把握する。25年の完成を目指している。現在は車両で巡回して確認するしかない。JAXAは北海道で実験や開発を始めている。雪質や気候の異なる別の実験場所を探していた。

県は1976年以降、定期便のない福井空港の活用法を模索していた。JAXAの張替正敏航空技術部門長は「福井空港は時間に余裕があり、積雪の多さなど気象条件も実験に向いている。センサーだけでなく、冬季の落雷予測なども実験したい」と話した。道路の凍結センサーの技術を持つ山田技研(福井市)との共同研究も始める。

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