富士ゼロックス、電子契約効果で業務300万時間削減
サントリーHDも着手 導入後の事業創出カギ
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在宅勤務の拡大に伴い広がる電子契約を通じ、業務効率化の動きが本格化してきた。富士ゼロックスは導入を機に関連業務を見直し、5年間で300万時間の業務削減を見込む。サントリーホールディングス(HD)は契約書案の作成から支払いまで管理できるシステムを構築した。ツールの導入で終えず、業務全体をどう見直し新しい価値を生めるかが重要だ。
7月から富士ゼロックスの営業担当者の働き方が変わった。従来は客先に契約...