九州電力、小規模電力網の米社に出資
九州電力は14日、マイクログリッド(小規模電力網)を手掛ける米ベンチャー、エナネット・グローバル(ニューヨーク州)に出資すると発表した。出資額や出資比率は非公表。同社はアジア・オセアニアやカリブ海でマイクログリッドを開発している。九電は2019年にもフィリピンで、同事業を運営する現地企業に出資しており、ノウハウ蓄積につなげる。
子会社で国際事業を手描けるキューデン・インターナショナルが11日、エナネット社と戦略的パートナー契約を結んだ。同社は独自のソフトウエアを使い、再生可能エネルギーや蓄電池などを組み合わせた際の最適な電源構成や運用方法を構築する技術を持つという。