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阿蘇大橋が接続、熊本地震で崩落 21年3月開通

2016年の熊本地震で崩落し、架け替え中の阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)で14日、橋桁を接続する最後のコンクリート打設が終了し、橋がほぼ完成した。開通は来年3月の見込み。橋の寸断は地域経済や観光に打撃を与え、インフラ被害の象徴ともなっていた。

全長206メートルの阿蘇大橋は、16年4月14日夜の前震には耐えたが、16日未明の本震で崩れ落ちた。新しい橋は全長525メートルで、崩落した橋から約600メートル南側に設置された。

流し込んだコンクリートを整える作業には同村の小学生5人も参加。小学6年の後藤壱心君(11)は「橋ができたら、家族みんなで渡りたい」と笑顔を見せた。

国土交通省熊本復興事務所の大榎謙所長は「(険しい)地形、強い風で厳しい施工条件だったが、異例の早さで事業が進んだ」と述べ、24時間体制で工事を続けた関係者をねぎらった。

開通すれば熊本市方面へのアクセスが改善され、地震以降は客足が伸び悩む阿蘇地方の観光復興を後押しする効果が期待されている。

熊本地震で被災した交通インフラは、JR豊肥線が今年8月に再開。熊本県から大分県へと抜ける国道57号と、新たに整備した代替ルートは10月3日に開通する予定だ。〔共同〕

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