小池都知事、自民都連と面会へ 政府予算案要望で
東京都は14日、2021年度政府予算案について要望するため、小池百合子知事が自民党東京都連と面会すると発表した。16日に都連所属の国会議員や都議と面会し、新型コロナウイルス対策の強化などを要請する。
都によると、知事が都連と国の予算要望で面会するのは2015年の舛添要一知事(当時)以来、5年ぶりで、小池氏が就任してからは初だという。国の予算編成の本格化を前に、小池氏は7日に公明党の山口那津男代表らとも会談している。
小池氏と自民都連は2016年の都知事選以来、対立関係が続いてきた。同氏が再選した7月の都知事選で、自民は対抗馬を擁立しなかった。最近は都議らがコロナ対応などを巡り、小池氏に面会し、直接要望するなど関係修復の動きがみられる。