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中国公船がEEZ進入 インドネシア海保が退去要求

【ジャカルタ=地曳航也】インドネシア海上保安機構は、中国海警局の公船が12日、南シナ海の南部にあるインドネシアの排他的経済水域(EEZ)内に進入したため退去を要求したと発表した。同国外務省も13日、中国の在インドネシア大使館に事実関係と進入の目的の説明を求めた。

南シナ海の海上をパトロールする中国海警局の船(2017年4月)=ロイター

インドネシア海保機構は中国公船がインドネシア領のナトゥナ諸島周辺のEEZ内に入ったのを12日に確認。巡視船を派遣して退去を求めた。中国公船は「『九段線』のパトロールだ」と主張し、その後もインドネシアのEEZ内にとどまったという。海保機構は14日時点で退去したかを明らかにしていない。

インドネシアは南シナ海を巡り中国と領有権を争っていない。ただナトゥナ諸島周辺のEEZと、中国が主張する九段線と呼ぶ独自の境界線が重複する。インドネシアは九段線を国連海洋法条約に反しているとして認めていない。同諸島周辺のEEZにはこれまでも中国公船が漁船などとたびたび進入している。

インドネシアは9日~12日に開催した東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相関連会合で、南シナ海を巡る米中の対立への中立を表明し、対中で強硬な米国と一定の距離を置いた。一方で公船の進入をあえて発表し、南シナ海の自国のEEZで譲歩しない姿勢を強調したとみられる。

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