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黒沢監督「行きたかった」 ベネチア映画祭で銀獅子賞

(更新)
オンラインで記者会見する黒沢清監督(13日、東京都内)=共同

第77回ベネチア国際映画祭に出品した「スパイの妻」で監督賞(銀獅子賞)を受賞した黒沢清監督が13日、東京都内でオンライン記者会見を開き、「賞まで頂けるなら(コロナ禍で渡航を断念した現地に)本当に行きたかった」と喜びの中に残念さをにじませた。

受賞の知らせが届き、顔を見合わせた妻は「行きたかったね」とぽつりと一言つぶやいたという。黒沢監督は「授賞式の興奮と熱気の中で、(審査員長の俳優)ケイト・ブランシェットの手から何か頂ける夢のような瞬間を妻は観客席から眺められたかと思うと残念」と笑顔で語った。

作品がコンペティション部門に選ばれただけでも幸運なことと繰り返し、「賞まで頂けて今回は最後まで運が味方してくれた」と感謝した。

●「興奮し、感動し、喜ぶ」 出演の蒼井優さんコメント
 黒沢監督に対し、「スパイの妻」に出演した俳優の蒼井優さんは13日、「たくさんの映画仲間から連絡が入り、みんなとても興奮し、感動し、喜んでいます」と祝福するコメントを発表した。
 共演した高橋一生さんは「この作品が世界で評価されることを嬉しく思います。これからも素晴らしい作品を楽しみにしております」とコメントした。

〔共同〕

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