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アフガン和平協議、初の開催 米最長の戦争終結に前進

タリバンとアフガン政府による和平協議がカタールで実現した=AP

アフガニスタン政府と反政府武装勢力タリバンは12日、カタールのドーハで和平協議を初めて開催した。アフガン政府はタリバンに停戦を求め、将来の統治体制の仕組みを今後話しあう。2001年に始まった米国史上最長のアフガン戦争終結に向け前進したが、課題も山積している。

米国は01年にテロリストとの戦いを宣言して戦争を始めた。600兆円超の戦費をかけ多くの犠牲者を出した。18年からタリバンと和平協議を開始。米国とタリバンは20年2月に和平合意し、アフガン政府とタリバンが互いの捕虜解放に踏み切った。10日に捕虜解放が終わり、アフガン政府とタリバンの対話がようやく実現した。米軍は21年春までの撤収をめざす。

タリバンとの和平交渉を担う「国家和解高等評議会」のアブドラ議長は開会式で「戦争と暴力行為を終わらせなければならない。我々は停戦を求めている」と語った。タリバンの代表者も「協議は困難が伴うかもしれないが、アフガンは独立し発展しなければならない」と述べた。今後は新しい憲法に加え、国防や経済発展に向けた枠組みを話しあうとみられる。

式典に参加したポンペオ米国務長官は「歴史的な瞬間に立ち会えて喜ばしい。アフガンに新しい歴史をつくらなければいけない」と語った。米軍はアフガンから段階的な撤収を計画している。

ただ和平を巡る課題は多い。タリバンは暴力行為をなお続け、アフガンでは20年1~6月に約3500人の民間人の死傷者が出ている。タリバンは国際テロ組織のアルカイダと関与を続けており、米軍撤収に伴って治安悪化も懸念される。

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