陸前高田 かさ上げ地活用なお進まず 三陸道に期待も
被災3県の歩み・岩手
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東日本大震災の津波で多数の犠牲者が出た岩手県では、沿岸部で低い土地のかさ上げや住宅の高台移転など地域特性に応じた復興が進む。だが、大規模な土地のかさ上げに踏み切った陸前高田市の中心部では依然として空き地が目立つ。かさ上げ地で住宅の再建を諦める住民が相次いだためで、未利用地の活用がなお課題となっている。
■かさ上げ地の利用率4割弱
大震災で99.5%の世帯が被災し、行方不明や関連死を含め県内最多の1...
東日本大震災から12年となった被災地。インフラ整備や原発、防災、そして地域に生きる人々の現在とこれからをテーマにした記事をお届けします。
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