GoTo東京追加、北陸も観光客増加に期待

2020/9/11 18:46
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近江町市場は金沢市の代表的な観光スポット

近江町市場は金沢市の代表的な観光スポット

政府が旅行需要の喚起策「Go To トラベル」の対象に東京都を加える方針を表明し、北陸の宿泊施設や観光地からは歓迎の声が上がった。依然として客足は鈍いだけに東京追加の効果を期待する。一方、新型コロナウイルスの感染リスクに対する不安も残る。

「東京の人口は全国の約1割。Go Toの対象に加わる影響はかなり大きい」。金沢彩の庭ホテル(金沢市)の本郷一郎支配人は喜ぶ。新型コロナの流行前は、東京からの宿泊客が全体の2割を占めていた。現在は1割を下回る。

すでに10日夕方から、10月の予約が普段の3倍近いペースで入っているという。東京追加を見越した動きとみられる。本郷支配人は「新型コロナの安全対策をより徹底しなければいけない」と気を引き締める。

金沢市の代表的な観光スポット、近江町市場商店街振興組合(同)の担当者は「お客はかなり減っている」と指摘する。東京追加は集客につながる半面、「新規感染者が多い東京からのお客を怖がる声も聞かれる」と漏らす。

永平寺門前観光協会(福井県永平寺町)の山口悦男会長は「個人客を中心に永平寺への観光客は戻っていない。東京からの来客増加の期待感は大きい」と話す。門前の商店街で平日に休業する店舗はいまも多い。山口会長は「感染防止対策をして多くの観光客を迎えたい」と話した。

富山第一ホテル(富山市)の稲垣仁総支配人は「東京からのお客はもともと多かったので、ぜひ利用してほしい」と訴える。ユアーズホテルフクイ(福井市)の担当者は「感染防止対策を従来以上にできないか検討している」と話す。

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