英金融街トップとウェブ会談、連携を確認 東京都知事
東京都の小池百合子知事は11日、英国を代表する金融街シティー・オブ・ロンドンのロード・メイヤー(市長)、ウィリアム・ラッセル氏とオンラインで会談した。新型コロナウイルス感染拡大で中断している都とシティーの人材交流を感染収束後に再開させることなど、今後も連携を深めていくことを確認した。

都とシティーは2017年に金融振興での協定を結び、金融教育プログラムの推進や環境投資の促進などで連携している。会談後、小池氏は「気候変動対策などで英国は先進的な役割をしている。学ぶことは多い」と述べた。
都は海外から投資や人材を呼び込める国際金融都市としての地位確立を目指しており、連携を通じて都市の金融機能強化を進めたい考え。例年、メイヤーの来日に合わせて意見交換してきたが、今年は感染拡大で来日が難しいためオンラインで実施した。