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PDエアロスペース、沖縄に宇宙旅行拠点 25年度開始

都内で記者会見を開いた宇宙飛行士の山崎氏、PDエアロスペースの緒川社長(中央)、HISの沢田会長兼社長

宇宙飛行機開発スタートアップのPDエアロスペース(名古屋市)は沖縄県宮古島市にある下地島空港を宇宙旅行の拠点にする。飛行機型の宇宙船の利用を想定したスペースポート(宇宙港)は国内2カ所目で、当面は飛行試験場として使う。管理棟などを整備して、2025年度には100人規模の宇宙旅行ができる港にする計画だ。

11日に都内で記者会見した緒川修治社長は「中国やアジアに近いため、海外の富裕層を取り込みたい」と話した。PDエアロは高度100キロメートル以上の宇宙空間まで飛行し、無重量状態を体験した後、地上に戻る宇宙飛行機を開発する。エイチ・アイ・エス(HIS)やANAホールディングスなどから出資を受けている。

下地島空港は沖縄県が管理し、成田や香港などとの旅客線が運航しているほかパイロットの訓練場として使われている。今後は格納庫や管理棟などを整備して、飛行試験や宇宙旅行の出発地、宇宙旅行者向け訓練場として運用していく。

国内で大分空港(大分県国東市)が4月に初めてスペースポートに選ばれた。大分は人工衛星などを打ち上げる目的なのに対し、沖縄は有人の旅行目的になる。すでに10カ所以上開設している米国に比べて日本は港の整備が遅れている。日本の宇宙活動法は有人宇宙船が想定されていないなど法整備も課題となる。

(五十嵐沙織)

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