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インド車販売 8月14%増 メーカー出荷回復、実売は減少続く

インド自動車工業会(SIAM)が11日まとめた8月の乗用車販売台数(出荷ベース)は、前年同月比14%増の21万5916台だった。乗用車販売のプラスは2019年10月以来となる。比較対象となる1年前の販売が低水準だったうえ、消費者の実際の購入を示す小売りベースではマイナスが続いており、このまま回復基調となるかは不透明だ。

8月は起亜自動車など新規参入組が好調だった(1月、ムンバイ)

メーカー別では最大手のマルチ・スズキが21%増の約11万3千台、2位の韓国・現代自動車が20%増の約4万6千台と好調だった。19年にインドに参入した現代自グループの起亜自動車、中国・上海汽車集団傘下の英系MGモーターは7割、4割それぞれ増えた。

上位2社と新規参入組が全体をけん引する一方、下位メーカーでは苦戦が目立った。日本勢ではトヨタ自動車が48%、ホンダが9%、いずれも減少。米フォードや独フォルクスワーゲン(VW)も2桁減が続いた。地場大手マヒンドラ・アンド・マヒンドラは1%増にとどまった。

SIAMの鮎川堅一会長(マルチ社長)は声明で「成長が見え始めてきた」とした一方で「(比較対象の)19年8月の販売水準はとても低かった」ことも認めた。この月は経済成長の鈍化などで個人消費が冷え込み、販売が前年同月で3割落ち込んだ。

実際、小売りベースの販売は8月もマイナスが続いた。インドの自動車販売店協会連合(FADA)によると、8月の乗用車販売は7%減。二輪車や商用車などを含めると自動車全体で27%の減少だった。

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