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ハンガリー、円建て環境債200億円、国家として初

ハンガリーは環境対策に充てる資金200億円を円建ての国債で調達する。海外政府が環境目的の円建て外債(サムライ債)を発行するのは初めて。今後10年で気候変動への対策として約5兆円の調達が必要となるとみられ、調達先や通貨の多様化を進める。

11日に3~10年の4本627億円のサムライ債の発行条件を決めた。4本のうち、7年債155億円、10年債45億円については資金使途を環境対策に限定する環境債として発行する。温暖化ガス排出量の少ないクリーン輸送など環境関連事業に充てる。

利回りは7年債が1.03%、10年債が1.29%となり、主にESG(環境・社会・企業統治)投資に積極的な生命保険会社の需要を取り込んだ。主幹事は大和証券、野村証券、SMBC日興証券が務めた。

ハンガリーは1987年からサムライ債を発行しており、国内機関投資家の認知度も高い。6月に初めてユーロ建てで環境債を発行。実績の多い日本市場を2件目に選んだ。今後も継続的に発行する方針だ。

ハンガリーは2030年までに温暖化ガス排出量を1990年比で40%減らす目標を掲げる。気候変動対応には今後10年で379億ユーロ(約4.8兆円)が不足する見通しで、この一部を環境債発行でまかなう。ハンガリー公債管理機構のゾルタン・クラリ最高経営責任者は「日本市場でも存在感を保ちたい」と話した。

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