党名「国民民主」を継続 新代表に玉木氏
国民民主党の玉木雄一郎代表は11日、立憲民主党などとの合流新党に参加しない議員で新党「国民民主党」を立ち上げると発表した。玉木氏が新代表に就く。15日に都内で設立大会を開く。

国民民主は11日の党大会で、立民との合流に伴う解党を正式に決めた。同日付で立民などと合流する党と、合流しない議員による党に「分党」した。国民民主の所属議員62人のうち40人は合流新党「立憲民主党」に参加する。
玉木氏らは新党「国民民主党」に移る。玉木氏は11日、国会内で記者団に「現時点で参加確定しているのは13人だ」と説明した。古本伸一郎氏ら民間労組出身議員らは無所属となる。
玉木氏が8月の記者会見で「40億円台半ば」と説明していた党の活動資金は、2党の議員数に応じて配分する。無所属の議員にも一定程度、割り振る。国民民主は解党に伴う事務費用や次期衆院選の応援資金として、4日付で全議員に1千万円を支給した。
年4回配られる政党交付金のうち10、12月分は国民民主に入る予定だった約20億円を2党が議員数比で受け取る。