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静岡銀行、取引先のテレワーク支援 人材管理業と提携

静岡銀自らも東京から副業人材を迎えてテレワークの浸透を図る(静岡市の静岡銀本部)

静岡銀行は11日、秘書や経理、人事労務の業務をオンラインで代行するキャスター(宮崎県西都市)と連携協定を結んだ。人口流出が進む静岡県では、今後、テレワークや在宅業務の拡大が県内企業の人材確保の一翼を担うとみる。静岡銀は提携で、取引先に対する経営指南から解決法までを一括して提供していく。

両者は今後、静岡銀の取引先の従業員の採用や育成、人材の配置や定着についてコンサルティングしたり、キャスターが展開するオンラインサービスの利用を促したりして問題解決に取り組む。

静岡銀によれば、後継者不足による経営人材の確保や、従業員の雇用の継続に悩む取引先が増えているという。静岡銀は7月に許可を取得し、人材紹介業に乗り出した。法人ソリューション営業グループには、採用や人事制度に関して「これまでに50件以上相談が寄せられている」という。

静岡県は人口流出が続いており、求める人材が見つからないという課題を抱える企業も少なくない。ただ、そんな場合でも、テレワークを導入できれば、他県などの人材でも居住地に関係なく雇える。人材問題の新たな解決方法として、キャスターのノウハウを生かす考えだ。

キャスターは2014年設立の人材事業会社。企業の従業員の勤怠管理や給与計算などを、キャスターの社員が代行している。従業員約700人のうちのほとんどが、日本の各地や海外からテレワークで働く。

このほか、キャスターではテレワークやフルフレックス制、副業が可能だという企業からの求人のみを集めたサイト「リワーカー」の運営や、テレワーカーの派遣事業をしている。こういった就職支援関連のサイトのノウハウも強みで、優秀な人材を発掘し、静岡の企業へとつなげる可能性もある。また、テレワークを始める自社の社員向けにオンライン講座も実施している。

静岡県内企業ではテレワークが進んでいない。東京商工リサーチ静岡支店が今年6月下旬~7月上旬に県内企業を対象に実施した調査では、在宅勤務・テレワークをこれまで一度も実施していない割合が63%に達している。

静岡銀では「キャスターは強力なパートナー」(法人ソリューション営業グループ)になるとみている。今後、取引先にテレワーク導入を促し、適切な人事評価制度などの構築支援をキャスターとともに実施していく。

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